大学を卒業した人であれば、1度は耳にした言葉だと思います。今回は、インパクトファクターをザックリと知る方法についてです。対称にしているのは大学に所属していない人が、あくまで不正確にザックリと「このくらいなのかー」と理解するやり方ですので、きちんとした情報を必要とされる方は、以下に出てくる有料データベースや大学で調べてください。
そもそもインパクトファクターとは
インパクトファクター (impact factor、IF) は、自然科学・社会科学分野の学術雑誌を対象として、その雑誌の影響度、引用された頻度を測る指標である[1]。ユージン・ガーフィールド(英語版)が1955年に考案したもので、現在は毎年トムソン・ロイター(旧: Institute for Scientific Information (ISI))の引用文献データベースWeb of Scienceに収録されるデータを元に算出している。対象となる雑誌は、自然科学5,900誌、社会科学1,700誌である。その数値はJournal Citation Reports(英語版) (JCR) のデータのひとつとして収録される。
研究者や研究機関、および雑誌を評価する目的で参照される場面も多々見られるが、あくまでインパクトファクターはWeb of Scienceに収録された特定のジャーナルの「平均的な論文」の被引用回数にすぎない。
インパクトファクター - Wikipedia 20140926
トムソン・ロイターはEndNoteを作っている会社でもあります。
トムソン・ロイター - 医薬 学術文献 特許 知的財産
Web of Science - Please Sign In to Access Web of Science
Journal Citation Reports
ザックリとした調べ方
ここからは身も蓋もない話になりますが、その方法は、Google で 「雑誌名」 + 「impact factor」 で検索する
ということです。
例えば、
behaviour reseach and therapy impact factor で検索すると、こんなページがヒットして、インパクトファクターは3.85ですよ、と書いてあります (20140926)
Behavior Therapy では、3.099といった具合になります。
Science では、「 2013 Impact Factor 31.48, (5-year Impact Factor of 34.4) 」なのですね。
自分の読んだことのある雑誌を検索してみるのも、面白いのではないでしょうか?