2014年5月11日日曜日

マンガ統計学入門は臨床心理学の学生にピッタリ

 アイリーン・マグネロの「マンガ統計学入門 学びたい人のための最短コース」を読みました。購入のきっかけは、以下のブログの書評を読んだことでした。

【書評】コンパクトな統計学史:『マンガ 統計学入門―学びたい人のための最短コース』 - Interdisciplinary 【書評】コンパクトな統計学史:『マンガ 統計学入門―学びたい人のための最短コース』 - Interdisciplinary

マンガ 統計学入門―学びたい人のための最短コース (ブルーバックス)マンガ 統計学入門―学びたい人のための最短コース (ブルーバックス)
アイリーン・マグネロ,神永 正博,ボリン.ファン・ルーン,井口 耕二

講談社
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 上記のブログでも書かれているように、本書は統計学史についての本です。臨床心理学系の学部、大学院にいると統計について勉強する機会はとても多いですが、苦手意識がある人は少なからずいます。
 そんな人に歴史的側面から統計学に触れていくには、ちょうど良い一冊だと感じました。自分は文系だけれど、なんとか統計学を理解したい、と思っている人には理解しやすいでしょう。

 ダーウィンの考え方が統計学に与えた影響や、ナイチンゲールが統計に明るかったこと、ピアソンはスゴい人だったんだな、など、思わず「ほう!」と思う知識が詰まっています。