2016年9月4日日曜日

産業カウンセリングについて

産業カウンセリングや産業カウンセラーについて、あまり知らなかったのでまとめておきます。

産業カウンセラーとは

まずは、ウィキペディア。
産業カウンセラー - Wikipedia
産業カウンセラー(さんぎょうカウンセラー)とは、一般社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する民間資格、およびその有資格者のことである[1]。1992年から2001年までの間は産業カウンセラー試験が旧労働省が認定する技能審査であったため[2]、その期間は公的資格であったが、2001年をもって技能審査から除外されたため、以降は民間資格となった[3]。
成年に達していれば学歴不問で参加できる「産業カウンセラー養成講座[7]」を受講すれば、四年制大学(心理学又は心理学隣接諸科等の学部)を卒業していなくても最短では約半年間で受験資格が得られ、かつ全受験者の60%以上[8]が合格するため、「心理相談員」資格や「認定心理士」資格などのような基礎的・入門的資格として、あるいは時間的制約のある在職の一般的労働者の取得が多いという特徴がある[7]ほか、専門職大学院などの臨床心理士指定大学院への入学を目指すものが、産業カウンセラー資格の取得を目指す場合もある[9]。

日本産業カウンセラー協会と産業カウンセラー養成講座

日本産業カウンセラー協会 日本産業カウンセラー協会

産業カウンセラー養成講座|一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 産業カウンセラー養成講座|一般社団法人 日本産業カウンセラー協会

受験資格

以下、産業カウンセラー試験|一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 産業カウンセラー試験|一般社団法人 日本産業カウンセラー協会より抜粋

  1. 成年に達した者で、協会が行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座を修了した者
  2. 4年制大学学部において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する学部又は専攻(課程)の卒業者であって、A群からG群(注2)までの科目において、1科目を2単位以内として10科目以上、20単位以上を取得し、かつ協会が行う産業カウンセリングの技能を修得するための講座を修了した者。ただし、D群からG群の科目による取得単位は6単位以内とする
  3. 大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻(課程)の修了者であって、A群からG群(注2)までの科目において、1科目を2単位以内として10科目以上、20単位以上を取得していることを要する。ただし、D群からG群の科目による取得単位は6単位以内とする。

産業カウンセラー試験の受験資格のうち、上記②「学士」による受験資格は、2017年度(2017年4月以降)の試験より廃止いたします。経過措置により、2017年度と2018年度(2017年4月~2019年3月末)の産業カウンセラー試験の受験を希望する方は、申請が必要です。
抜粋以上

この要項を読むと、修士を卒業して臨床心理士資格を持っていると、受験資格があるようですね。試験会場も臨床心理士と比べれば多いので、近隣の都道府県での受験ができそうです。ただし、修士での資格では、実技試験の免除はないようです。


参考書

産業カウンセラー協会が出している養成講座テキストと問題集が販売されています。


産業カウンセリング 産業カウンセラー養成講座テキスト
産業カウンセラー試験 厳選問題集

その他の情報

ブログや公的でない情報。
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