2015年3月15日日曜日

「行動療法研究」における研究報告に関するガイドライン(特集)が面白い

行動療法研究 第41巻では『「行動療法研究」における研究報告に関するガイドライン』という特集が組まれています。その中の2編を読みました。
  • 国里愛彦 (2015). "系統的展望とメタアナリシスの必須事項." 行動療法研究 41(1): 3-12.
  • 谷晋二 (2015). "症例研究の必須事項." 行動療法研究 41(1): 13-18.
内容はとても興味深かったです。研究ガイドラインやリンクは以下のエントリにも追加して以降と思います。
エビデンスを知り吟味する方法
こういったガイドラインについて日本語で分かりやすく(国里,2015では記載事例も例示されている)紹介されているものは少ないのでありがたいですね。
こうやって日本語の研究の質が上がるのはわれわれ臨床家にとってもクライエントにとっても好ましいことでしょう。まあ、自分も含めて“論文をまず書け”ということなんでしょうけど・・・。