2018年9月13日木曜日

#公認心理師 試験対策問題を毎日ツイートした時のフォロワー数の推移

 日本ではじめての心理専門職の国家試験が終わった。公認心理師試験である。資格や試験についての情報がツイッターで話題になることが多かったので、多くの臨床心理士や対人援助職についている人が試験対策のためにツイッターアカウントを作った。

 私も、ツイッターが試験勉強のモチベーションを維持するのに大変役立った。その試みの1つとして、1日1回公認心理師の試験に関連した問題をアンケート方式でつぶやくという取り組みをしてみた。ただ、勉強するだけではもったいないので、毎日ツイートを続けるとどんな変化があるのかを記録してみたので、紹介します。

目的

毎日1回、公認心理師試験の問題をツイートすると回答者数とフォロワー数(途中から)がどのように変化するか。

方法


  • 期間は、8/5~9/9(試験当日)
  • 毎日、朝1回、公認心理師試験の問題をツイートする
  • ハッシュタグは #公認心理師国試対策 と #公認心理師対策
  • 回答時間は24時間
  • 回答者数を記録する
  • フォロワー数を記録する(8/12~)
  • グーグルスプレッドシートに手入力する
  • 介入I期(8/5~8/31):問題はただのクイズではなく、問題を読むことで新たな知識が得られるものになるように配慮した
  • 介入II期(9/1~9/9):ハッシュタグに #公認心理師 を追加、問題をブループリント(試験範囲を示した資料)の文言から作成する

結果


  • 全期間でのフォロワー数の増加は80(240→320)
  • 回答者数は問題によって変化があるものの、介入IIは介入Iより目視で増加したように感じる
  • どちらの介入(I期を介入と呼ぶかどうかは別として)でも同じ対応を続けると、フォロワー数の増加はプラトーに達する

考察


  • フォロワー数を増やしたいのであれば、同じアンケートだけでなく、やり方を変更した方がよい
  • おそらくどんなに良い方法でも、同じやり方をつづければ、プラトーに達するのではないか?
  • 限界として、アンケート以外のツイートの影響を統制できていないという点がある。アンケート以外のツイートでリツイート、いいねを比較的たくさんいただいたものもあり、これらが結果に影響した可能性はある


いずれにせよ、皆さんの回答や返信に私の勉強は非常に励まされました。大変ありがとうございました。